富士山に50歳を過ぎて登った経験から、初心者でも登れるけど注意する点やトイレ問題など
これから富士山に登ろうとする人の役に立てれば幸いです。
富士山の基本情報
富士山は日本最高峰(標高3,776m)の活火山です。2013年には世界文化遺産にも登録されました。初心者から経験者まで楽しめる山ですが、日本一の高さゆえの厳しい自然環境も併せ持っています。
| 🔰難易度 | 🐻熊 | 👟スニーカー |
| ★★★★☆ 初心者~ | 5合目以下目撃あり | 絶対に登山靴 |
| 🅿️駐車場 | 🚻トイレ | 🚡ロープウェー |
| あり マイカー規制あり | あり有料 | なし |
富士山のトイレマップとトイレの利用方法
トイレマップただいま作成中!
富士山ほどトイレに困らない山はないのでは?ただし、下山道は注意です。
5合目(登山口)のトイレ
富士山の5合目にはレストランや売店がたくさんあり、トイレも完備しています。
- 状況 非常にきれいで、水洗式の公衆トイレが整備されています。
- 料金 100円〜200円程度のチップ制。
- アドバイス 登山開始前に必ず済ませておきましょう。ここが最も設備が整っています。
登山道(5合目 〜 8合目)のトイレ
主に各山小屋に併設されています。
- 吉田ルート 山小屋が多いため、30分〜1時間おきにトイレを見つけることができ、初心者でも安心です。
- 富士宮ルート こちらも各合目の山小屋に設置されています。
- 料金 200円〜300円(標高が上がるほど運搬費がかかるため高くなる傾向があります)。
- 支払い方法 基本的に小銭を専用の箱に入れるスタイルです。100円玉を多めに用意しておくとスムーズです。
山頂のトイレ
山頂の山小屋や、神社付近に公衆トイレがあります。
- 料金 300円。
- 注意点 非常に混雑することがあります。また、開山期間の終わり際などは、天候や凍結状況によって閉鎖されるタイミングが早まることもあるため注意が必要です。
下山道(吉田ルート特有)のトイレ
非常に少ないのが最大の特徴です。
- 8合目の合流地点を過ぎると、5合目までトイレがほとんど無く、7合目に1箇所あるのみです。
- アドバイス 下山を始める前に山頂で済ませるか、8合目の最後のトイレに必ず寄るようにしましょう。下山は膝への負担も大きく、トイレを我慢しながら歩くのは非常に酷です。
トイレ利用の3つの心得
携帯トイレの持参 混雑時や、万が一の体調不良、冬期などの閉鎖時に備えて、ザックに1〜2個携帯トイレを忍ばせておくと非常に安心です。
100円玉を常備 1,000円札は使えないため、小銭入れをすぐ出せる場所に持っておくのがコツです。
紙は流さない 環境配慮型(バイオ式など)のトイレが多いため、使用した紙は備え付けのゴミ箱に捨てるのが基本ルールです。
日本一高い山なのに初心者でも登れる理由
日本一の標高3,776mの7月から9月までしか登れない富士山に初心者どころか、初めての登山で富士山に登ったという人も多いのはなぜなのか?
富士山は「日本一高い山」という険しいイメージがありますが、実は「最も初心者を受け入れる準備が整っている山」でもあります。

成功のコツは「ゆっくり」
初心者の方が登頂できるかどうかは、体力よりも「いかにゆっくり歩いて高度に体を慣らすか」にかかっています。
初めての方や、体力に自信がない方でも登頂を目指せる主な理由は以下の4点です。
登山道が「遊歩道」のように整備されている
特に人気の「吉田ルート」は、ブルドーザーで整備された平坦な道が多く、本格的な岩登りの技術がなくても歩けるようになっています。
- 道迷いの心配がほぼない 登山道と下山道がはっきり分かれており、標識も多言語で非常に充実しています。
- ジグザグの緩やかな傾斜 直登せず、折り返しながらゆっくり高度を稼ぐ設計のため、脚への負担が抑えられています。
「山小屋」の密度が日本一
他の山では数時間歩かないと次の休憩所がないことも珍しくありませんが、富士山(特に吉田ルート)は30分〜1時間おきに山小屋が現れます。
- こまめな休憩が可能 トイレや売店がすぐに見つかるため、精神的な安心感が違います。
- 宿泊の選択肢が多い「5合目から数時間だけ歩いて宿泊し、翌日に備える」といった、自分の体力に合わせた刻んだ計画が立てやすいです。
安心の「救護体制」
主要なルートには、医師や看護師が常駐する救護所(7合目や8合目など)が複数設置されています。万が一、高山病の症状が出たり、怪我をしたりしても、すぐに専門的なアドバイスや処置を受けられる環境は他の山にはない大きな強みです。
5合目まで「乗り物」で行ける
本来なら数日かけて登る標高差を、バスや車で一気に標高2,300m付近(5合目)までショートカットできます。
登り始める時点ですでに山の中腹にいるため、実質的に歩く標高差は1,400m程度。しっかり準備をすれば、日帰りや1泊2日の行程で無理なく挑戦できる範囲に収まっています。

